月の 西洋占星術上の重要性



月は、西洋占星術の各種の法則を生み出しました

 

 ● アスペクトの働き

 

 惑星たちにはアスペクトによる働きがあります。アスペクトは惑星同士の結びつきのことを表しますが、内容について語られたものを読んだり、考察されたりしたのをあまり見ません。

 

 アスペクトには働きがあります

  1. 惑星たちはアスペクトで光を引き渡したり、引き受けたりします。
  2. 軽い惑星は、重い惑星からセパレートするときに、引き受けます。
  3. 軽い惑星は、重い惑星にアプローチするときに、光を引き渡します。
    この時、自分が既に他の惑星の光を引き受けていれば、それも同時
    に引き渡します。
  4. 重い惑星は、軽い惑星の光を別々の方向から、又は、順々に引き受
    けます。このことによって、重い惑星は軽い惑星同士を結びます。
  5. 光を引き渡すときに、引き渡す惑星に力があれば、その力をも引き
    渡すことがあります。
  6. 光を引き渡すときに、引き渡す惑星に能力があれば、その能力をも
    引き渡します。
  7. 惑星たちは、上記の引き受け、引き渡し、収集を拒否することもあ
    ります。

月ほど、引き渡しー引き受けを数多く行う惑星はありません

 

 ● 月が行う西洋占星術上の働きは、古代の占星術師たちの観察により、次から次へと法則として残されていきました。有名なのが、月のボイドです。

 

 



  • (注1) エレメント  火・地・風・水のこと。火のエレメントは更に、ホットとドライに分ける事ができる。地のエレメントは、コールドとドライに分けられる。風のエレメントは、ホットとモイストに分けられ、水のエレメントは、コールドとモイストに分けられる。