依頼内容: 幼少期から、星やタロットが好きではあったものの占術関係は趣味の域でした。3年前に過労で倒れたときに、出会ったカラーセラピーなどから、徐々に、昔から興味のあったタロットや星、数秘術などを学び、体力が回復した今は、細々とリーディングして欲しいと言われたときだけはタロットや数秘で読むことをしています。
数秘をやりはじめた頃から、心理に興味を持ち、いまは通信大学の心理学部に入って学んでいます。最終的な目標は心理職につくことですが、周りの環境の変化が多く、やりたいことが出てきたとき、自分の意思と努力ではままならないことも多いので、今回はこの質問をさせてください。
2018年6月14日 10:15 JST
質問者(カレント)は、アセンダントと水星と月で示されています。質問対象事項は、仕事、10ハウスです。
アセンダントのロードと、質問対象事項の表示星が共に水星です。このような時に、10ハウスに入っている惑星を頼ることがあります。太陽や月を頼るべきだと思えます。トリプリシティーなら、土星となりますが、ここでは、太陽を頼ります。
アセンダントのロードと、仕事を表す太陽と、月によってトランスファー・オブ・ライトの形になっています。しかし、太陽は月をコンバストしていたので、月は太陽の光を運びません。月が無条件に運ぶといっても、これはできない相談です。
太陽は、土星とコントラ・アンティッションをしています。
カレントを示す水星が、土星とオポジションのアスペクトを取ります。
仕事を示す太陽と土星は、一種のオポジションですから、わざわざ土星とのオポジションを選択すべきでは無いと解釈されます。
アスペクトこそしています、土星とはオポジション。土星は、更に、太陽とオポジション。すると、オポジションが打ち消されるのでしょうか?
私は、後悔に後悔を重ねるアスペクトと解釈しました。
ここから言えることは
「勉強しているうちに、本当に興味の持てる物が別に現れるのではないか。」
となりました。
水星と月、両方ともカレントを示す表示体ですが、アンティッションでコンジャンクションをしています。今は強いリセプションを生じさせています。又、実際にコンジャンクションした時にも、リセプションが残ります。両方がカレントですから、自分の立ち位置を認識できるようになるものと思われます。だからといって、土星(太陽とのオポジションの性質を持つ)とのオポジションが良い結果や仕事をもたらすことにはなりません。
まだ、本当にこれだと言える仕事に巡り合えていないのかと思われます。
ネイタル・リーディングの本 | 推薦図書 『星の階梯シリーズ』