ネイタル占星術講座を始めています。
しかしながら、必ずホラリー占星術講座を受講の後に、受講してください。
西洋占星術の歴史上では、確かにネイタル占星術の方が先に誕生(紀元前150年頃)しました。
しかし、占星術の基礎を学ぶには、ホラリー占星術(誕生は、確認できるのは紀元7~8世紀頃)の方が遥かに簡単に学べるからです。
ネイタル占星術は、ホラリー占星術と異なる技術です。同じ12サイン、12ハウス、惑星たちを使いますが、かなり違う側面があります。
どのような点が違うかというと、
ホラリー占星術では、朝に物事が尋ねられれば、夕方にそれを確認できることさえもあります。しかし、西洋占星術でネイタルを確認できるのは、数年先、数十年先といったことがザラにあります。これでは、西洋占星術が効いているのか ⇔ 気休めなのかが分かりません。
モダンな占星術では精神的な事柄がよく説かれます。それは、ほぼ誰にでも当てはまる精神論に終始していて、ときには「グサリ」と心に突き刺さることもありますが、その確率はとても低いものです。また、クライアントを前に様々な対話をしながら深めていくので、時には占い師の人生観が影響を及ぼすこともあります。
また、精神的な事柄はコールド・リーディングに近いものであり、誰にでも当てはまることが説かれることが多いものです。
こういった行為を排除するには、ホラリー占星術で厳格に・明確に・正確に、西洋占星術の法則を学んだ方が早いのです。
それで、ネイタル占星術を学ぶことを急いでいらっしゃる方々もおありかとも思いますが、ホラリー占星術から学び始めて頂くことにしています。
ネイタル占星術は、とても難しい占星術です。
多くの西洋占星術特有の単語を知らなくてはいけません。
惑星の動きを把握している必要もあります。
時計時間と惑星時間があって、その両方を占星術師たちが使っていたことも知る必要があります。
西洋占星術の歴史を知らないと、紛らわしい解釈が不明になります。
オーブは、ネイタル占星術でも使いますが、多様するのはホラリー占星術です。ネイタル占星術では、サイン同士がアスペクトしていればアスペクトです。オーブは限りなくサイン全体に及びます。
何よりも、西洋占星術に対する信頼がなければ学ぶことが難しくなります。
ホラリー占星術は、西洋占星術を信頼できるレベルに引き上げ、神の存在を信じさせれくれます。
「あっ! 私は西洋占星術を行っている!」という感覚を得られるのは、ホラリー占星術です。
ネタタル占星術は、自分のチャートの理解から始めるのが最も法則を得易くするものです。
西洋占星術は、ようやく伝統的なものがよみがえり始めたところです。ここ十数年のことです。
Zoom は中国製のソフトウェアなので、様々なデータを抜き取られる可能性があるので使っていません。ときどき、やむなく使うことがあっても、対個人での使用は行っていません。
何故、性格判断から入るのか分かりません。
西洋占星術は、いつ頃、私に、どんなイベントが起きるのかを判断するものでした。
そのイベントに対する心構えを培うためのものであり、心構えそのものは、個人の領域に属している事柄であり、西洋占星術そのものが持つものではありません。
性格さえも変えることはできます。日々研鑽を積むことで変えられます。人生を変えるには、ほんの小さな繰り返しを増やしていくことです。履物をそろえる、大きな声で挨拶をする、小さな社会的な決め事(どんな小さな信号機でも守るとか)を心がける、等々、簡単なことから始めることです。
そんなことは西洋占星術には出てきません。でも、書かれているのです。行うか行わないかはあなた次第です。
● 私は、まだまだ成長中です。知りたいことは山ほどあります。西洋占星術は、本当に奥深いです。
● 幾つかの西洋占星術スクールで習ったけれども、どうも疑問が残る・・・
そんなことが、ありませんか?
そのうち解決できるだろうと思っていながら、解決できずに頭の中をグルグル回っている事がありませんか?
後回しにする程、何が疑問だったかさえも忘れてしまう。また、後回しにしたことで、興味が失せてしまうこともあります。西洋占星術を学ぼうとする意識が長続きする人は、ものすごく稀です。何故なら、情報が多すぎるからです。
本当にもっと好きになる方法が、ここにあります。
西洋占星術のネイタル(誕生に基づく占星術)は、一つのアスペクトで決まってしまうことなんて、ほとんどありえません。それどころか、ネイタルでは、アスペクトは最後に参照するものなのです。
ネイタル・リーディングの本 | 推薦図書 『星の階梯シリーズ』