占いオフィス お ひ さ ま

占星術 オフィス概要



「おひさま」は、占い専門のオフィスです。

「これを、占って欲しい」

 

 占いでしか解決できそうにない問題なら、まずは電話やメールでお問い合わせください。

 

   営業時間  11:00 ~ 19:00 

   下記のメールアドレスは、@を小文字にしてお使い下さい。

    お問い合わせは、お問い合わせフォームをご利用ください。

   Mail : kuni.kawachi@horary.jp

 

「おひさま」では誕生日のデータが不要なホラリー占星術、タロットカードなどを用いて、電話占い、メール鑑定、対面鑑定を行っております。

 

西洋占星術スクールも開校しており、古典的な歴史に基づいた占星術を伝えています。新たな生徒さんの募集もしております。

 

 

駐車場は、四台分あります。どの車のナビでも「高岡市佐野218」で来れるようです。

 

普通の鑑定は、30分 ¥10,000 からです。内容によっては、数分で終わることもあります。でも、歴史を通じて伝えられてきた技術で行うので、料金はご了承ください。

 

会社の設立等で、「良い時間を選ぶ占星術」は、物事を始める時にその時間によってその吉凶が左右されるとするなら、どうして良い時間を選ばないの?  という気持ちから生まれた占星術を使います。設立時の選択は、¥30,000 以上を頂いております。

 

 悪い時期にも良い時間があります。又、良い時期にも、悪い時間は存在するものです。

 


当店の占い方 その特徴

特徴は、誕生日のデータが、要らないことです

 

鑑定方法は、ホラリー占星術という西洋占星術です

 

当店で使っている、あるいは、お伝えしている西洋占星術は、とても古い技法です。西洋占星術の方は、8世紀~12世紀の間に築かれた物を基礎にしたものです。それはトラディッショナルな占星術とか、伝統的な占星術と呼ばれます。

 

 また、数秘術やタロット・カードなども、時には使います。

 


 私たちは、とても古い西洋占星術を使わせて頂いております。それこそ、誰もが誕生日も誕生時間も知らなかった頃から存在していた西洋占星術です。

 

私達がこの占星術の技法に出会ったのは、もう15年も前になります。それまでにも西洋占星術を学んでいましたが、非常にその内容が抽象的で心理学的なものであったので、趣味の領域を超えられませんでした。ある時、トラディッショナルな占星術は(誕生日が不明なのに)ひじょうに具体的であるということを聞き及びました。どう具体的なのかを確かめるために本を取り寄せました。

 

その本によると、無線通信の無かった時代に(17世紀の事です)、

  「期日を過ぎた舟荷が入ってこない! 無事に積荷・品が届くのかどうか? 
   それとも、船が難破したのか?」
というような質問に答える占星術が有ったと書かれているのです。実例も載せられています。

 

トラディッショナルな占星術は、今のところ英語の教科書しかありません。それを求めて、学び始めました。分からないことが多く出てきたのでイギリスのジョン・フローリー氏に付いて習いました。

 

 Kuni. Kawachi(河内邦利)は、ジョン先生の元を卒業するのに4年掛かりました。

 

古代の西洋占星術の考え方の中には、現代の我々にはかなり馴染みの浅い物が少なからずあります。それを知ることは、西洋占星術のとても面白い一面です。どのようなものがあるかというと、一般の人達には馴染みの無い概念ですが、リセプションやディグニティーというものがあります。アスペクト一辺倒ではありません。

 

特に、リセプションという概念が西洋占星術の源流に存在していて、そのリセプションに至っては、現在日本で教えている所が数か所しかありません。多くの専門家にとっても謎の技術なのです。

 (もちろん、ミューチャル・リセプションのことではありません)

 


 その他、古代に使われていて今日忘れ去られた技術として、トランスファー・オブ・ライト、コレクション・オブ・ライト、リフレクション、リセプション、アンティッション、ビシージメント、ボイド等、幾つもあります。そういうテクニックを使うと実に現実的な解釈ができるようになります。

 


古代人の視点

 私達の物事の考え方の中には、素朴な古代人の思いや考え方が潜んでいます。例えば、朝日が昇ると同時に、太陽による生命力を感じ取ります。これはやがて、始まりの時間を大切にする感性に繋がっていきます。

 

物事の始まりを大事にするという考え方は、全ての文化に共通して発祥しているものですが、日本では、元を忘れないという考え方として定着もしていて、感覚的に頷けるものがあります。

 

メソポタミアではどうだったのでしょう? 当時の人々の考え方は、ピラミッドの内外に描かれた象形文字ヒエログリフ等で、今日解読が進み、当時の文化を垣間見ることができるようになってきました。

 

また、西洋占星術が隆盛だった頃、アラビアでは多くの占星術師が王様に雇われていました。王様たちは様々な場面で西洋占星術師を採用し、都市の建設などにもあたらせました。

 

バグダットの都市としての設立は、末永く発展するようにと、時間を選んで「式」が執り行われたものです。ちょっと考えてみると、あれほど砂の多い砂漠地帯で、数千年の間都市として繁栄を極める事は難しいはずです。そういえば、江戸城も天海大僧正が占術を駆使して、鬼門の方角に日光東照宮を建てるなど、江戸城全体を良い気で満たすように作りました。江戸城は戦乱に巻き込まれず、太平洋戦争の折の空襲でも焼けなかったとか・・・

 

コンスタンティノープルも、都市の設立時間を選ぶ為に、当時住んでいた数人のアラビア人占星術師やペルシャ人占星術師が関わっていました。

 

 これを行う占星術のジャンルを、イレクショナルな占星術と呼びます。

 


 2013年に、『愛のホラリー占星術、リセプションについて』を出版しました。ですから、他の教室との差も数年で埋まると思います。既にそれは私の「ホラリー占星術教室」で門戸を開いて教えていますが、難しい技術ではありません。ただ、英語で書かれているからとい理由で難しいだけなのです。初心者から、プロの方まで、既に相当多くの方々に伝えてきています。

 

2018年には、『星の階梯 I』を出版しました。占星術の基礎となる、惑星、サイン、ハウスを扱っています。歴史を遡れるものは可能な限り行い、今日流布している様々な占星術的な意味の、「何故?」に応えたつもりです。

 

西洋占星術のテクニックの中で、エッセンシャル・ディグニティーとリセプションという概念は密接に絡んでいます。現在(2014年11月)日本では、両方ともまだまだ理解とその浸透が遅れてしまっています。これら「ディグニティー、リセプション、アスペクト」の、どの方面の理解が欠けていても、西洋占星術の判断に支障を来たすはずなのですが、まだまだ正しく理解をしている人が少ないのが現状です。

 

試しに、西洋占星術を行う専門家の方に、『エッセンシャル・ディグニティーとリセプションにはどのような関係があるのですか?』と尋ねてみてみるとハッキリします。『そんなの気にしなくてもいいわよ』という答えが返って来るのが関の山です。流布していません。学ぶ機会が非常に少ないのです。また、言葉の概念だけを理解していて、使いこなすまでに至っていない人がほとんどです。私も使いこなせているかというと、まだまだの感があります。精進しなくてはいけません。

 

 西洋占星術に精通するには、理解と経験と、理性と知性が要ります。

 

 私にはとてもそれらの全てが 揃っていると胸を張って言う事はできません。

 

しかし、日本国内を探しても、それを全て把握して伝えている人は居ないと断言してもいいでしょう。それどころ か、リセプションやディグニティーを教えている所さえも少ないのではないでしょうか。ほとんどは、まだまだアスペクトまででストップしています。

 

簡単だとは書きましたが、経験を積んだ先生に付いて習う方が早いものです。その理由は、理解するのに年期が掛るからです。英語で読んで英語で理解する英語圏の先生方は、本を読んで理解するだけではなく、年月を掛けて体験をしています。それらの体験は習うことでようやく手に入れられるものだからです。私自身も、リセプションという概念を自分の手に入れるのに、とても時間がかかってしまいました。ジョン・フローリー先生に習ってはいるのですが、その理解に達するのにホラリーのコースを卒業してからしか、掴めなかったのです。コースでも伝えられてはいたのです。言葉を聞くことと、実感として把握する事は明らかに違います。

 

それを理解して占いの鑑定に活かすためには、更に実践を積む必要があります。当店では既に電話占い、更にメール鑑定にそれを活かしています。又、当占い館「おひさま」では、アスペクトも、ディグニティーも、リセプションも、授業内容として教えています。

 


占星術スクールの 内容の一部

リセプションと エッセンシャル・ディグニティーの関係

 

● リセプションそのものの説明ではありませんが、リセプションはエッセンシャル・ディグニティーの表を照らし合わせることによって見つける事ができます。見つけることと、それを理解してそのチャート毎に当てはめて説明を組み立てる事は、又、別の事柄です。

 

いったんリセプションが存在する事を見つけられれば、次はそのリセプションの働きを読み取っていきます。多くのチャートの中で、火星と金星が90゜(クォータイル、又は、スクエア)のアスペクトを成している事は、時には都合の悪い事が予測されます。しかしながら、金星が山羊のサインから火星に90゜のアスペクトで近付く事は、決して悪いことではありません。このことは、一般のお客さまにとっては意味が不明の事柄ですけれども、西洋占星術で占うには、とても大事な概念になります。

 

この事柄は、明らかにエッセンシャル・ディグニティーとリセプションの間に、直接的ではありませんが、深い関連があることを示しています。従って、リセプションとエッセンシャル・ディグニティーは、時に個別に検討されます。例えば恋愛のホラリーならば、ディグニティーは考慮しなくても頭の隅に置いておくだけで深い考慮が要らない場合もあります。見逃してもいいというわけではなくて、ディグニティーが低くても恋愛は成就するという意味です。

 

これが、仕事の質問の場合ならば、ディグニティーを見逃してしまうと、判断ができなくなってしまいます。もちろん、アスペクトも必要ですし、リセプショ ンにも目を配らなくてはいけません。そういうわけなので練習も必要です。真剣に取り組む姿勢が必要であり、かつまた年期が要ります。何故長い年月が掛かるかは一言で言えません。とにかく、見えないものが見えてくるのには時間が掛かるのです。

 

占いの鑑定で西洋占星術を使うには、非常に長い研鑽期間が必要です。言うほど、簡単では無いのです。一冊の本を読めば、何となく鑑定ができるように思うのと、それらはかなり隔たりがあります。