ホラリー占星術での取り扱い形
- 月は、事態の推移を表します
- 月は、アセンダントの共同表示星としての役割を持ちます
- 月は、カレントの心を表します(この表現は実際には正しくありません)
- 月は、惑星の光を持ち運ぶことを最も多く行います
- 月は、主たる表示星の役割を受け持つことがあります
惑星たちにはアスペクトによる働きがあります。アスペクトは惑星同士の結びつきのことを表しますが、内容について語られたものを読んだり、考察されたりしたのをあまり見ません。
アスペクトには働きがあります
- 惑星たちはアスペクトで光を引き渡したり、引き受けたりします。
- 軽い惑星は、重い惑星からセパレートするときに、引き受けます。
- 軽い惑星は、重い惑星にアプローチするときに、光を引き渡します。
この時、自分が既に他の惑星の光を引き受けていれば、それも同時
に引き渡します。
- 重い惑星は、軽い惑星の光を別々の方向から、又は、順々に引き受
けます。このことによって、重い惑星は軽い惑星同士を結びます。
- 光を引き渡すときに、引き渡す惑星に力があれば、その力をも引き
渡すことがあります。
- 光を引き渡すときに、引き渡す惑星に能力があれば、その能力をも
引き渡します。
- 惑星たちは、上記の引き受け、引き渡し、収集を拒否することもあ
ります。
- サインを超えて光を受け渡しますが、受け渡しをしないこともあります。
● 月が行う西洋占星術上の働きは、古代の占星術師たちの観察により、次から次へと法則として残されていきました。
● 引き渡す回数の多さから、通信の役割を担っています。3ハウスのジョイです。3ハウスのジョイですから、3ハウスの意味はほとんど月の意味からできています。
● 有名なのは月のボイドです。月のボイドは物事を前に進めません。現状維持を表します。現状維持が良い時も、悪い時もあります。光の引き受けてが無いことを示すのが、ボイドです。