西洋占星術では惑星が見えることをとても大事にします。そして、朝方に見えることを大事にします。何故?
しかもですね、そういう風に見えたお昼、つまり太陽が昇っている日中が良いとしている事柄も多々あります。変ですね。。。?
火星や木星や土星が良く見える時、というのは太陽に近い時ではありません。コンバストや、あるいはアンダー・ザ・サン・ビームスからも離れ、どちらかというと太陽とオポジションになっている方が良く見えます。そのような位置にある火星や木星や土星は、たいてい逆行していることになります。
あれ? 逆行って良くないのでは・・・ ですよね。でも、ホラリーの本では無いないなら、きっと逆行の時、しかも始めの留の時が一番強い状態だと書かれています。何故?
古代人の考慮はいたって単純だったのでしょう。良く見える日なら、それで良かった!
- 太陽とオポジションの時は、太陽から離れているから良い
- それは逆行している時だ
- 朝方に見えた方が良い
- それは、最初の留を含んでいる
- 昼のチャートの方が、太陽が見えるから良い
箇条書きにすると疑問だらけです。
昼の方が何故、良いとされるの?
留って、一番弱い状態じゃなかったっけ?
二番目の留が悪いのは知っている! だったら、逆行は良くないのでは?
それでも古の熟達者達は、昼のチャートで、惑星達が朝日が昇る前に出ていた状態で、順行から逆行に変わる状態が最もチャートの中で注目すべき良い状態であると述べます。
昨日から今日にかけて、火星が逆行になりました。
ホラリーでははかばかしく無い状態でも、ネイタルでは注目に値する状態になります。
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