レセプションが分かりにくいので、図にしてみました。
これで少しは理解ができるかもしれません。書いているものを読んでいてもいま一つピンと来ませんが、図にすると一目瞭然です。
まず、惑星Aを軽い惑星だとします。惑星Bを重い惑星とします。
下記の図はいずれも、惑星Aが惑星Bにアスペクトなり、コンジャンクションするとします。
アスペクトすると考えて見て下さい。下線が引かれているサインは、Aがディスポジターとなるサイン、あるいは、Bがディスポジターとなるサインを表しています。
最初の図は、惑星Aが自分自身が支配する場所にディスポジションした惑星Bにアスペクトしに行く場合です。
惑星Aは、自分自身が支配する場所に入っている惑星Bの意向を受け入れる事になります。レセプションです。
惑星Bも、惑星Aの場所にディスポジションしているということは、惑星Aの場所にある何かを気にいっているので入っているのです。
次の図、惑星Aが惑星Bの場所にディスポジションしている例です。
惑星Bの場所に入っている惑星Aは、惑星Bを見つけてアスペクトしに行きます。これで、惑星Aは自分がこの場所でしたかったことを、惑星Bに聞き届けられる事を確信します。レセプションです。
惑星Bは、惑星Aの言うことをなるべく多く聞き入れようとします。
これがコンジャンクションで起きたらどうなるのでしょう。
初期のレセプションは、下記のコンジャンクションで起きることを確信して、古代の占星家がテキストに載せたのでしょう。
惑星Bを太陽だと思って見て下さい。
コンバストではなく、レセプションになってしまいます。
惑星Bは、自分自身のサインに入ってきた惑星Aを歓迎(レセプション)しているのです。
惑星Bが太陽だったら、コンバストになるのでしょうか?
太陽が惑星をコンバストしない『場合』があり得るのです。
下記の例もそうなります。
今度は、惑星Aを太陽、惑星Bを土星と思って見てみてください。
これが獅子のサインで起きたなら、土星はコンバストされません。
レセプションです。
でも、考えてみると、惑星Bが火星でも木星でも、獅子のサインでは太陽は入っている惑星に対して大いに歓待をするわけなのでレセプションになっていきます。そして、サインの内にある時にコンジャンクションするなら、明らかにレセプションです。
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