西洋占星術と神 2

神というものを西洋占星術の底辺に置く難しさを感じています。

 

実際にはそこから生まれているはずなのに、上手に語れないのです。ロバート・ゾラー氏はこの辺のところを当たり前に流していて好感が持てます。意訳ですが、『占星術の源泉に対する理解を深めようとしないと、パーツであろうと占星術そのものであろうと、結局はちゃんと使えないであろう』とThe Arabic Parts in Astrology の15pで書いています。

そんな風にさらっと考察してみたいのですが、私は一昨日のブログで書いているように、何となく占星術とその背景となるであろう哲学的部分が、現実生活とまだ遊離している印象を持っています。実際は二者は近い所にあってしかるべきなのですけれども、練り混み方が足りないと思います。

 

西洋占星術が神という概念を基礎に存在するのは確かなことでも、いざ語り始めると、とりとめも無い議論になりがちです。私はどうも接着剤になるような事柄を見逃しているようです。