古典的な占星術は、具体的な質問に具体的に答えます。性格分析とか、精神性、この世に生まれて来た意味とかに答えるのは不得意です。
性格は変えられますし(最良の方法は気付いたことは直ぐにすることです)
精神性も変えられます。同様に、気づくと同時に行うことで変えられます。
この場合の優先順位は大事です。
生まれて来た意味は、この世に生まれて来た意義ですから、あなたが自分で見つけるべきモノ、行動で示すべきモノであり、他人に頼って発明ができないのと同じように、あなたの課題です。占い師が他人のチャートを見て、この人はこのような発明をすると見通せたことがあったでしょうか? 見通せるなら、占い師がその仕事を代わりに行うことだってできます。
チャールズ・オバート著 河内邦利 翻訳 総合法令出版社刊
古典的な占星術の最初の取り組みは惑星の査定です。直ぐに判断に取り掛かるわけではありません。そんなことをすれば、どの惑星が重要でどの惑星がそうでもないかが分からず、やみ雲に全ての惑星を判断せざるを得なくなります。また、課題や命題が与えられているなら、なお更、惑星の査定をしてから取り組む方が、課題や命題に沿った判断が可能です。
2023年10月にネイタルのリーディングに関する本を発刊しました。
タイトルは『古典占星術』
翻訳本です
チャールズ・オバート著、河内邦利 訳、総合法令出版社刊
税込み書籍、2,750円
キンドル版、2,475円
西洋占星術スクールの運営者 河内邦利
当スクールで伝えている
占星術で
お金を示すのは木星
● サイン ≠ ハウス
● 惑星をハウス側、サイン側、両方から判断する視点を伝える
● 占星術的な惑星は決まっている
● レシーブ、リセプションを使う
● アスペクトだけで判断しない
● ディグニティーを使い、エッセンシャルと、アクシデンタルの区別もある
● 読み方は法則に基づいて整えられている
● 17世紀以前から、存在していた
● テクストは、ヘレニズム占星術や、アラビア時代のものを基礎としている
● 目的は、占いを行うこと。コラムの執筆の依頼があれば、応用は効く
● かなり難しく、一年では学べない
伝えていない事柄
占星術で
お金を示すのは金星
● サイン = ハウス
● 判断の視点は、サインの意味が中心
● 占星術的な惑星と、天文学的な惑星を区別していない
● レシーブ、リセプションが無い
● アスペクト一辺倒
● ディグニティーを、ほぼ使わないせいぜい、イグザルテーションまで
● 読み方が整っておらず、かなり自由
● 17世紀以降に、作られたもの
● テクストはアラン・レオがまとめたものに基づいている
● 目的は、雑誌のコラムの執筆。そのコラムは 日毎、週毎、月毎、年毎、いろいろ
● 勘が良ければ、一日でできてしまう
ネイタル・リーディングの本 | 推薦図書 『星の階梯シリーズ』